創業感謝祭『壱富士炎上』について

おばんです。
店主の柴田です。
ご無沙汰しております。すみません。
壱富士炎上。
飲食店の創業感謝祭にはおよそ不向きなネーミングです(笑)
来たる5/4に 壱富士の創業感謝祭を
新宿のライブハウス『LOFT』にて、開催致します。
な・ぜ・か?
それは壱富士の成り立ちに大きく起因します。
壱富士を開業する前
僕はアルバイトの傍らで
ライブハウスでラーメンを売り歩いてました。
時には地方に遠征したり 時には1日に2現場廻ったり。
当時は『全現場完全当日限定レシピ』を謳っていたので
毎度毎度味も変えたりしてました。
元々はイベント運営の足しになればいいなぁ
くらいのつもりでやっていたのですが
お客様の反応を見ているうちに考えを改めました。
ライブハウスでのケータリングには
基本テーブルもないし壁もないし
時には屋根もありません(笑)
そして往往にして設備も不十分ですから
『店舗で食べるより美味しくないんでしょ?』
なんて言われるのはザラです。もちろんそうなんです。
だから、その差を埋める為に
どれだけ時間を費やしたか分かりません。
お客様に提供できるクウォリティーの物を
作る為に時間と手間を惜しまない。
何はともあれ、これに尽きますが。
まぁ六畳一間の家庭用のキッチンで
それ相応の量を採ろうとすれば
結構大変なんです。保存も大変だし。
でも、その分お客様のリアクションも
ダイレクトかつクイックに返ってきます。
良いことも悪いことも。
それが嬉しいんです。そして、楽しいんです。
カウンターを隔ててない分距離が近いので
直のお声もいただけるし
非日常の空間を楽しんでいただける事が
本当に誇らしいし、本当に嬉しいんです。
そうしているうちに、
もっと喜んでもらいたい。
もっと楽しんでもらいたい(イベント自体含め)
そんな気持ちが芽生えるのにそう時間はかかりませんでした。
そんな中でケータリングの規模が大きくなっていくうちに
何種類かラーメンを用意出来たら面白いのではないか?
と考えた僕は『香味油で味を変える』という
一つの結論に辿り着きます。
そして、その振れ幅を最大限活かすためには
自ずと食材の味を活かした『塩』しかない。
そうして自分は『塩ラーメン』に辿り着きました。
今も未だ未だ勉強中ですが
目黒でひっそりと
自分が心から美味しい・楽しいと思える
塩ラーメンを作っています。
そんな原点を大事にしたい。
そんな空間を知ってもらいたい、
そんな考えを持つに至る空間を与えてくれた仲間の音楽を
自分を取り巻くお客様に見てもらいたい。聴いてもらいたい。
だから『ライブハウス』なんです。
そんな気持ちで、『壱富士炎上』を開催します。
『ライブハウス』という『非日常空間』で
『非日常』的なラーメンを振る舞う『非日常』なイベントです。
もうワケわかんない!笑
壱富士本気の創業感謝祭。よろしく御願い致します!!!